社員インタビュー写真

子供には、「お父さんは車を運転する人の命を
守るシートを作る仕事をしているんだよ」
と伝えたい

開発試験部 衝突安全課
R.I
2015年入社 情報環境学部 情報環境学科

※社員のプライバシー保護のため名前はイニシャルにしております
※記事内容は取材当時(2020年11月)のものです

入社の決め手は何ですか?

私の大学では多くの学生がシステムエンジニアとして様々な企業に就職していきますが、私の就職活動は、会社選びの段階から他の学生とはちょっと違っていました。私は、大学で着座姿勢時の感情を読み取るシステムの開発やその評価に取組みましたが、この経験を活かせる、「座る」に特化したシートメーカーに絞り就職活動を展開していました。大学で研究した人間工学を活かしたいという思いが強かったんですね。その中でも、トップレベルの企画・設計・開発力を持ち、福利厚生制度が充実する会社がテイ・エス テックでした。選考過程でお会いした社員の皆さん一人ひとりに好印象を持てたことも志望動機の1つだったかもしれません。先輩社員との座談会の席で、答えにくい質問に気さくに答えてくださる姿がとても印象的で、肌感覚で会社の風通しの良さを感じました。このほか、海外留学に挑戦できるトレーニー制度も魅力を感じました。

現在の仕事内容とこれまでの経歴を教えていただけますか?

入社後3年間、シートなどをテストし、その安全性などを検証する部署に所属していました。初めて担当したシートのMMC(マイナーモデルチェンジ)では、シート開発の基礎を、衝突安全の目線で学ぶと同時に、日々繰返される試験結果を関係部門にフィードバックする業務に従事しました。入社4年目には、トレーニー制度を活用し、入社前からの念願だった、アメリカ・オハイオ州立大学への留学を果たすことができました。1年間の留学生活では語学の習得以上に、様々な国の人々の多様な考え方に出会えたことが大きな収穫でした。たった1年間ではありましたが、常に前向きに考えることや自分の想いを相手にそのままぶつけてみるという現在の私の姿勢はこの留学生活で培われたような気がします。最後に現在私は、次期FMC(フルモデルチェンジ)シートを担当しています。シートの強度のみならず、頸部傷害を軽減する開発に従事しています。

仕事のやりがいは何ですか?

まだ先かもしれませんが、将来、結婚して、子供が生まれたら、「お父さんは、運転する人の命を守るシートを作る仕事をしているんだよ」と伝えたいと思っています。私は今の仕事に誇りを持っています。もちろん、やりがいも感じています。“車に乗る皆の安全を守っている”という想いが最大のやりがいです。それは同時に仕事に対する誇りでもあると思います。シートは乗員に最も近い自動車部品ですので、安全性が強く求められる重要な部品です。万が一、事故が起きた時、乗員の被害を最小限にするには、シートや内装部品の安全強度を更に強くし、頸部傷害を抑制することが重要です。私は現在、日々、頭を悩ませながら開発に取組んでいますが、こうした努力が形になっていくとき感じる達成感はやはりひとしおですね。

入社前後のギャップは何ですか?具体的に教えてください。

入社前の私は、自動車に付随する多くの法規やアセスメント(自動車の安全性能評価)をほとんど知りませんでした。そのため、入社直後は膨大な知識をインプットしなければいけないという状況に苦しめられたものです。しかし、入社後5年が過ぎ、シートに関わる私の知識がものすごく豊富になったことは間違いありません。法規やアセスメントは国によっても異なりますが、私は、多様で国によっても異なる法規やアセスメントを入社後の数年間でかなり高いレベルまで学び、把握出来るようになったと感じています。こうした日々の研鑽を通して衝突モードを想定したシート開発の必要性を強く意識するようになりました。私の部署は最新の自動車法規の動向調査や先進技術のシート開発への応用も担っております。自動運転に向けた調査や衝突モードを想定した解析など幅広い視点が必要なことにも気づき勉強を重ねましたが、振り返って考えれば入社時、想定していた以上に膨大な知識をインプットする必要があったというギャップに苦しんだことが知識を増やす源泉になったような気がします。

プライベートはどのように過ごしていますか?

休日は、先輩や上司、学生時代の友人とゴルフや野球を楽しんでいます。また、テイ・エス テックは長期休暇が取りやすく、有給休暇の取得も積極的に推進してくれていますので、大の海外旅行好きの私にはたまりません。ちょっとした連休が取れれば、近場の東南アジアに行き、異文化に触れ、日本では味わえない非日常を体感しますし、年末の長期休暇には必ず海外に行き、海外で新しい年を迎えるようにしています。また、ある時は南米に一人旅をしてみたりと、思い立ったらすぐ行動してしまうことが多いです。非日常を味わえる旅行は私にとって貴重な経験と刺激を毎回与えてくれます。今まで訪れた国は15か国を超えましたが、これからも様々な国を旅することを楽しみにしています。こうした積極性は仕事にも生かされていると感じています。

上司や先輩、後輩との人間関係が分かるエピソードを教えていただけますか?(仕事・プライベート両方)

上司からは「地頭力」を鍛えてほしい、と言われています。アドバイスはするが、最終的な結論や決断は必ず自分の考えで行いなさい、と指導されています。上司や先輩は、いつでも相談に応じてくれるし、適切なアドバイスも与えてくれますが、必ずしも答えを出してくれるわけではありません。上司からは、「なぜ」を突き詰めて自分で考える力を伸ばして欲しいと言われています。これは私に限らず全ての課員に共通しておっしゃっていることですが、この言葉が私の仕事の原動力であり、仕事で一番に心がけていることです。
その一方で、プライベートでは先輩後輩関係なくバーベキューをしたりゴルフをしたり和気あいあいとしています。たまに、「本当は、昔からの友達なのではないか」と感じるほど仲が良いです。

今後の目標は何ですか?

トレーニー制度での海外留学の経験を活かし、海外駐在員として働くことで、世界と日本との架け橋のような存在になりたいと思っています。トレーニー後は、日本で受ける自動車法規の認定テストの通訳や、海外からの問い合わせに対応する業務が増えてきました。今後は、海外拠点で力を発揮できるよう、まずは日々の業務を確実にこなすことを意識しています。また、世界中で行われる自動車法規やアセスメントの動向調査へ参加し、より安全で快適なシートを、先進技術を用いて手がける一員になり続けたいと思っています。またプライベートでは、引退後、海外駐在員の経験を活かして、どこか海外に移住し、のんびりとした生活を送りたいと思っています。